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東京MXテレビ
2006年7月9日(日)AM8:00〜8:30 [再] 7月16日(日)AM8:00〜8:30
ライフログ〜人生すべてを記録したい〜

デジタルカメラやビデオの普及とハードディスクの性能向上により、いまや日々の出来事を際限なく記録できる時代がやってきた。そんな中、個人の一生をデジタルデータとして記録しつくす「ライフログ」と呼ばれる試みが始まっている。

1日16時間、個人が見聞きする出来事をビデオに撮りだめていくと70年分のデータ量が10テラバイトにおさまるという試算がある。数年後、パソコンのハードディスク容量は1テラバイトに達すると予測されており、もはやライフログは絵空事ではない。
膨大な記録の検索法に関する研究も進んでいる。GPSによる位置情報、加速度計や温度センサーのデータを映像に付加することで、それらを手がかりにした特定の場面の検索が可能になっている。また、脳波を同時記録することで、被験者が興味をもった場面だけを呼び出すなど、主観的な体験と記録データを関連付ける試みも始まっている。
ライフログの実践者は、“体験”の外部記憶化により、記録と記憶の境界が曖昧になり、これまで時間に縛られていた記憶の感覚が変わってしまったと証言する。
日常のライフログ化は私たちをどう変えるのか?

<取材協力>
美崎薫さん(未来生活デザイナー)
相澤清晴さん(東京大学)
河野恭之さん(奈良先端科学技術大学院大学)
野島久雄さん(成城大学)



これまでに放送した番組>>


次回7月23日放送 (仮)予測する装置・脳の秘密 

 

2005年7月18日(月)PM8:00〜8:54 BS日テレ
もう一つの日本海海戦〜アルゼンチン観戦武官の記録〜

今から100年前の1905年5月27日、日本海の対馬沖で展開された日本海海戦。当時世界最強と恐れられていたロシアバルチック艦隊に、東郷平八郎率いる日本海軍連合艦隊が挑んだ日露戦争の天王山である。
これまで日本を始め世界に残された多くの記録から、様々な形で語られてきたこの戦い。しかし最近、日本から1万5千キロ離れた南米アルゼンチン共和国で、新たな記録文書が発見された。当時アルゼンチン海軍の大佐が残した「観戦武官の記録」である。
第三国の軍人が、しかも最前線で残した記録には、一体何が描かれているのだろうか。彼が日本で見たかったもの、そして海戦を通じて見たものは何だったのか。
「観戦武官の記録」をたどりながら、日本とロシアが交えた戦いを振り返る。



>>これまでに放送した番組



<放送予定>
2005年3月20日(日)
20:00〜21:00 東京MXテレビ

第10回 日本教

お宮参りは神社で、結婚式は教会で、葬式はお寺でという、宗教を使い分ける日本人は一体何を信じているのか?日本人の勤勉性などの行動様式から、無意識に内面化している日本人独特の信仰「日本教」の謎に迫る。ゲストは法学博士の小室直樹さん。

<放送が終わった番組>

第9回 仏教2(日本仏教)
2005年3月15日(火)
ゲスト:町田宗鳳さん(東京外国語大学教授・比較宗教学者)
形骸化された「葬式仏教」と揶揄される現代仏教に復活の道はあるのか?日本における仏教受容の歴史を踏まえ、鎌倉新仏教の偉大な開祖たちの活動からそのヒントを探る。

第8回 仏教1(ブッダ)
2005年3月6日(日)
ゲスト・奈良康明さん(駒澤大学総長)
現実を冷徹に見つめ、ブッダがたどり着いた境地「一切皆苦」。全てが苦しみであるという、誰もが共感しがたい思想を世界宗教にまで高めた、ブッダによる「見方の転換」とは?

第7回 キリスト教2(プロテスタント)
2005年2月20日(日)
ゲスト:大木英夫さん(聖学院理事長・院長)
近代資本主義を生み出す原動力となったのは、プロテスタントの宗教的精神だった。中世のカトリックから離脱し、近代社会を作り上げたプロテスタントの精神とは?

第6回 キリスト教1(イエス)
2005年2月8日(火)
ゲスト:前島誠さん
イエス・キリストはユダヤ教徒だった!ギリシャ語で書かれた新約聖書の原典を、イエスが話していたと思われるヘブライ語から読み直し、生身のイエス像に迫る。

第5回 ユダヤ教
2004年3月16日(火)
ゲスト:浅見定雄さん(宗教学者・東北学院大学名誉教授)
パレスチナ問題で注目を浴びるユダヤ人。キリスト教、イスラム教の母体でもあるユダヤ教の信仰とは、一体どういうものなのか? 長きに渡る迫害の歴史からユダヤ人が得た生き方の知恵とは? 旧約聖書学の第一人者、浅見定雄氏が語る。

第4回 神道
2004年3月9日(火)
ゲスト:鎌田東二さん(宗教学者・京都造形芸術大学教授)
八百万の神様って一体どんなカミサマ? 自分の国の宗教なのに、知らないことばかりの神道。フリーランスの神主にして、神道ソングライターという異色の肩書きを持つ宗教学者・鎌田東二氏が、日本人の心の奥に隠れていた「神道」を明るみに出す。

第3回 儒教
2003年1月18日(土)
ゲスト:呉智英さん(評論家)
儒教って宗教なの?...世界の宗教の中で最も宗教らしくない儒教。しかし儒教的な考え方は気付かないうちに日本人の心にしみついていた。一体儒教とはどのような宗教なのか? 伝統中国の社会システムにおける儒教の重要性について徹底討論!

第2回 ヒンドゥー教
2002年12月21日(土)
ゲスト:保坂俊司さん(インド哲学者・シク教)
聖と俗が混じり合う、不思議大国インド。インドの魅力はあらゆる思想を吸収し包み込むヒンドゥー教の包容力にあった。ヒンドゥー教の根幹にあるカースト制度は単なる差別制度なのか? 時空を超えるスケールの大きな宇宙観を通して世界を眺める。

第1回 イスラム教
2002年11月27日(水)
ゲスト:島田裕巳さん(宗教学者)
9・11テロをきっかけに注目を浴びた『イスラム原理主義』。テロリズム、紛争の原因は「宗教」にあるのか?ないのか? 理解しがたいと思われがちなイスラム思想を多角的に討論し、その歴史、思想からイスラム教の本質をつかみ出す。また日本の信仰とイスラム教との親和性を探ることで、日本人自身の信仰についても改めて考える。

 


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ガリレオチャンネル

毎月第2、4日曜日
朝8:00〜8:30。東京MXテレビで放送中。視聴エリアはこちら

 

海と日本
テレビ東京、MXテレビ、CS等で年数回特別番組として放送。
ザ・サイエンス
96年4月から98年3月までMXテレビで放送された科学番組です。



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